2011年9月4日日曜日

ナナちゃんとお別れ。

9月2日、ナナちゃんがお星様になりました。

覚悟はしていたけれどもやっぱりとても辛く悲しく、泣き崩れ、強風で立っているのも出来ないくらいになってしまった。

そして、さっき出棺しました。
亡くなってから2日間は、ナナちゃんにいっぱいいっぱい「ありがとう。」って言った。
お線香もあげて、体も拭いてあげて、ナナちゃんが好きだったチーズも供えてあげて、あと何をしてあげたらいいんだろう。。。って何度も考えた。

だって、眠っているような表情だから信じられなかったし、死んでしまってもやっぱりカワイイ顔してるんだもん。

ナナちゃんにはホント色んな事をやらかされた。

動物にとって刺激物が多い餃子をテーブルからネコババしてベッドの下で隠れて食べてたり、腐った和菓子を
ゴミ箱からあさって食べて私の布団の上で吐きまくったり、私の大事なコンバースの上にウ〇コしたり、枕元でオシッコしちゃったり、私がPCをいじっててるとキーボードに乗るのが好きで大事なデータを消しちゃったり、針を飲み込んでしまって病院で麻酔かけて取ったり、ラー油を舐めちゃって泡吹いたり、お姉ちゃんが作ったビーフシチューの鍋の中に顔突っ込んでベロベロ舐めて顔が真っ茶色になっちゃったり、アビがうちに来た時に「シャーッ!」って言ってケンカ売ったり、ケンカ売るわりには自分から逃げるし、取っ組み合いするけど負けるし。

まっ、全部飼い主の私達が気をつけなきゃいけないことだったんだけど。

とにかく数え切れない思い出があります。

ただナナちゃんが何でこんなに家族全員から愛されてたんだろう、、、て、考えてみて今になって気付いた事がある。

ナナちゃんは私達家族がナナちゃんを愛する気持ち以上に、ナナちゃんは私達の事を愛してくれてたのです。

誰かに特別なつく訳でなく、1人1人が自分に1番なついてるって勘違いするくらい皆になついてたのです。

誰かが帰ってくると、玄関までお出迎え。
家を出る時にはお見送り。

お父さんがご飯食べてるとお父さんの膝の上に座りたがり、お母さんが椅子に座ってテレビを見ているとお腹で寝たがる。

お父さんが寝る前には布団までお見送り、お母さんの布団の中で寝るのがナナちゃんの至福の時。お母さんが寝る準備をしていると、布団を早く引け~!という感じで布団の前で鳴いて、布団を引くと早く布団に入れ~!と言わんばかりにお母さんを誘導する。

もちろん私にも凄い愛情を注いでくれました。抱っこして~!と私の部屋まできて抱っこをせがんできて、抱っこしてあげると眠ってしまったり、最後ナナちゃんが一歩ずつしか歩けなくなった時も、私の部屋まで隣の隣の部屋から時間かけて歩いてきたり、全く歩けなくなってからも私のベッドの奥で寝ていたのに、私が部屋をちょっと離れただけで頑張って頭を起こして全身全霊で鳴くのです。私がナナちゃんの横に添い寝すれば安心してまた眠るのです。

ビックリしたのは、ナナちゃんがベッドでぐっすり寝てるからその間にシャワーを浴びに行ったら、出てきたら動けないはずなのにベッドの下にいたのです。きっと私を探しに来たのでしょう。またベッドに戻しそばに居ると安心して眠りました。

ナナちゃんは最後まで私を必要としてくれて、そのナナちゃんの気持ちと頑張っちゃってるところが嬉しくて可愛くてたまらなかった。

そのナナちゃんが我が家から居なくなってしっまたのです。
抜け殻ですよ。

そして今日、出棺が終わりました。

ホントにお別れ。

いっぱいいっっぱい撫でてあげて、「ありがとう。」と言ってお別れしてきました。

帰って来てさらに抜け殻です。

ナナちゃんはきっとうちの屋根の上で我が家を見守っていてくれるでしょう。
ナナちゃんは我が家の守り神です。

これからは残されたアビが寂しがらないようにいっぱいいっぱいカワイイカワイイしてあげないと。
6月にナナちゃんが一度危篤状態になってからナナちゃん中心だったのでアビはストレスを感じているだろうし、何よりも仲間が居なくなっちゃったので。。。

今は、家族でナナちゃんの思い出話をしている時が一番幸せで笑顔になれる時間です。
そして、ナナちゃんの死を受け止めなくてはいけない事が一番辛いことです。

私達はナナちゃんのお陰で我が家に笑顔があり、癒しがあり、家に帰るのが毎日楽しみでした。
やっぱり家の中がちょっと暗くなってしまってるけど、ナナちゃんの為にも早く明るさを取り戻せるように頑張ります。

ナナちゃん、我が家を明るくしてくれてありがとう。
闘病生活辛かったね。お疲れ様。
ゆっくり休んでね。

また会おうね!

ナナ 享年90歳

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